愛山会 第27回宮路山ハイク(ご報告)
【宮路山山頂にて】
新年度第1回山行・春4月のハイキングを実施しましたので、報告します。第15回山行(平成20年11月)
でも訪れています東三河の宮路山を別のコースから、しかも山桜の咲き誇る4月当初に登ることをめざしま
したが、当日の状況・コースタイム・ミーティング事項等については、下記のとおりです。
記
1 目的地 遠見山(190m)・宮路山(361m)
2 実施日 平成24年4月1日(日)
3 天候等 くもり 風あり、気温低し
4 当日の状況
名鉄本線・国府駅に9時半に集合。幹事長さんからあいさつと新入会員の紹介をしていただき、担当幹事
から地形図(2万5千分の1御油・小坂井集成)に基づき、本日のコースの概要について説明する。今回は登
山というより一般対象のハイキングがふさわしい表現で、9時40分、全員でゆったりと歩き始める。まずは
国府の町を横切り、音羽川を楽園橋で渡り、国府小学校の背後に位置する弘法山(70m)に登る。展望台か
ら本宮山を眺めることはできたが、眼下に拡がる広場の周囲にある山桜は、予想されたとおり一本も咲いて
なく残念,今年の春はまことに遅い。例年ならば、桜の下での花見で盛り上がっているグループがあるのだ
が、一週間早かった。
西部中学校まで下り、そこから遠見山に登る。地元の人達が落葉を掃いたりしてコースを整備しており、
歩きやすい。群生するヤマモモの大樹、山桜・コナラ・ミツバツツジなど、自然林のなかを散策しつつ、
約40分で山頂に着いた。ここまで来て、始めて三河湾が眼前に浮び、渥美半島も霞んではいるが全体を眺め
ることができ、気分よい。トイレ休憩。遠見山を中核として、この辺りは県営ふるさと公園として整除され
ており、他のハイキング客も多い。
休憩後、約5分公園内を歩き、目的地である宮路山をめざす。ここからは一般のガイドブックには紹介され
てはいないせいか、あまり登られていないが、なかなか面白いコースである。ほぼ尾根筋を登り、自然林の
なかで眺めは全くないが、今日は気温が低いせいもあり、汗をかかなく爽快。広葉樹の新芽もよい。宮道天
神社奥の院を経て、約1時間で宮路山に到着。全員、元気。昼食。寒いが眺めよし。
万葉集にも謳われている持統太上天皇の三河行幸(大宝2年)の碑の前で記念写真撮影。この宮路山周辺は
古代、交通の要地で、壬申の乱関連の地もある。麓の宮道天神社には、草壁皇子が赤坂の地に居住し、宮路山
で挙兵したとの言い伝えも残る。午後1時、予定より30分遅れて下山開。コースは種々あるが、奥の院まで
もどり、そこから参道を一気に下る道を選択する。このコースが最もハイキングにふさわしい。
宮道天神社で休憩。次回に向けてのミーティング等を実施する。
休憩後、旧東海道を赤坂から御油、松並木を経て、音羽川沿いの桜並木を歩く。一分咲き程度か。しかも風
も強く、時に雨が舞う寒さで、さすがに宴会を催しているグループはわずか。午後3時、新御油橋のたもとで
解散する。一部のメンバーは、近くの『山田や』で早々と反省会を実施する。それでも午後4時15分までには
全員、国府駅に着き、最終的に解散する。
『山田や』はよかったの声あり。
5 参加者
幹事長以下、全員で19名参加する。
6 コースタイム
国府駅 →→→ 弘法山 →→ 西部中学校 →→→→→→ 遠見山 →→→→→→
9:40発 10:00着 10:15着 10:55着(トイレ)
同発 同発 11:10発
→→→→→→ 宮路山 →→→→→→→→→ 宮道天神社 →→→→→→ 御油の松並木 →→→
12:30着(昼食) 13:45着(トイレ)
13:00発(記念写真) 14:15発(ミーティング)
→→→ 音羽川の桜 →→→→→→ 新御油橋 →→→→→→ 国府駅
14:50着 15:00着(解散)
同発 ↓
→→→→→→→→ 国府駅
16:15着(最終解散)
7 ミーティング事項
@ 平成23年度会計報告について
A 平成24年度会費について
B スポーツ安全保健加入者保険料について
C 次回(第28回山行)について
・目的地:寧比曾岳(1121m)
・日 時:5月12日(土)
・集 合:名鉄三河線/豊田市駅
愛山会 第27回担当幹事 鳥山 勇さんからお寄せいただきました。
20120405