その2
崔君いわく、「今からジェットコースターに乗ります、ご注意ください!」山道を走るマイクロバスの運転はかなり乱暴である。急カーブでもスピードを落とさず、警笛を鳴らしながら走る。1時間足らずで大寨村入口の駐車場に到着。まさにジェットコースター並みのドライブだった。
われわれがマイクロバスを降りると竹かごを背負ったヤオ族の女性たちが押し寄せてきた。何とか荷物運びの仕事にありつくためだ。荷物をもらえなかった女たちは諦めずに、荷物を運ばせろとせがみながらついて来た。
押し寄せてきたヤオ族の女性たち
仕事にあぶれた女性たち
ここから大寨村(標高1100m)まで歩いて登る。普通に歩けば40分の行程であるが、途中撮影しながら登るので倍ほどの時間がかかった。
集落を通り抜けながら歩く
村の小学校(3年生まで在学、4年生以上は別の学校へ)
田植えの真っ最中
このあたりは台風も来ず、地震もないそうだ。屋根には薄くて小さい瓦がただ並べてあるだけだ。
瓦を並べただけの屋根
棚田で働く女性
続く
240622
杉浦 久也 さん