その3
集落を通り抜けると、棚田が現れる。よく手入れされた田んぼに水が張られており、いわゆる放棄地なるものは見当たらない。
手入れの行き届いた棚田
村の老人
「金田酒店」での昼食
大寨村の住人はヤオ族である。その特徴の一つが女性の長い黒髪である。特別のお茶を飲んでいるために年を重ねても白髪にならないのだそうだ。腰まで届く自分の髪のほかに長い髢(かもじ)を二つ使って髪を結っている。一つは祖母の髪、もう一つは自分が十八歳になったとき切った髪で作った髢である。彼女らの洗髪・髪結いのしぐさも珍しく、観光の対象になっている。
髪を結いあげるヤオ族の女性
夕景写真撮影も行われたが、小生疲れを理由に部屋で休息。
続く
240622
杉浦 久也 さん