6/14(木) 大寨村/平安村 薄曇り、時々晴れ間あり
4:00起床 大寨村棚田の早朝撮影
生まれて初めて「輿(?)」に乗って高台の展望台まで往復した。乗り心地は決してよくない。往復350元(約4500円)かかる。
早朝の大寨村棚田
「輿」に乗って山を下る筆者
ホテル(金田酒店)で朝食。
大寨村から徒歩で山を下り、駐車場へ。
ここからマイクロバスで平安村へ移動。村の入り口にある駐車場からまた徒歩で山を登る。(徒歩約30分)
平安村への入口
平安村はチワン族が住んでいる。銀細工が盛んである。
銀細工の店
銀細工職人
竹筒で「おこわ」を炊いているところ
この地方には至る所に立派な竹林がある。その竹を使った料理の一つが「おこわ」である。青竹の筒の中へもち米と具を入れて、トウモロコシの芯のようなもので栓をして、火にかざす。竹が黒く焦げるまで加熱。食べるときは竹を割って熱いうちに中身を食べる。空になった竹筒は燃料として使い、まったく無駄がない。賢い人たちだ。
一旦ホテル「平安酒店」へ荷物を置き、近くのレストランへ行き昼食。
平安村棚田の夕景撮影に出かける。また、「輿」の世話になった。こんどのは、足を乗せる台があり、かなり楽であった。但し登りの往路ではかなり歩かされた。何のための乗り物か分からない。ここでも民族衣装をまとった女性二人をモデルとして使い棚田を撮る。
民族衣装で正装した娘たち
そうこうするうちに雲の間から西日が射しだした。それが棚田の水面を照らした。モデルを放ったまま、あわててカメラを棚田に向ける。
夕日に映える棚田
17時過ぎ、撮影を打ち切りホテルに戻り夕食。来る途中で見かけた竹筒に入ったおこわ料理が出された。なかなか良い味であったが、一人一口くらいしかなく、残念であった。
シャワーを浴び、就寝。
続く
240624
その4
杉浦 久也 さん