愛山会 第34回湖南アルプスハイク(ご報告)
【天狗岩にて】
今年度3回目のハイキングを滋賀県の栗東市・大津市にまたがる「湖南アルプス」にて実施
しましたので報告します。
記
1 目的地 湖南アルプス(天狗岩)
2 実施日 平成25年11月9日(土)
3 天 候 薄曇り
4 当日の状況
今回は16名の参加を得てマイクロバスをチャーターして実施した。名古屋金山に午前8時
に集合して、東名阪道、新名神道を走り、草津田上ICを出て上桐生の駐車場に午前10時前
に到着する。風のない薄曇りの絶好のハイキング日和である。
準備を整え、午前10時10分林道のゲートをまたぎ「落ヶ滝」に向けて登り始める。30
分ほど登り、花崗岩の一枚岩から流れ落ちる勇壮な「落ヶ滝」に出る。元の道に戻り緩やかに
登って「鶏冠山」との稜線分岐点に出る。展望が開け気持ちのいい稜線上の道を歩き、途中の
「天狗岩」などが見渡せる展望地で昼食をとる。
昼食後天狗岩を目指して歩き、狭い岩溝の道を登って、ハイカーでにぎわう天狗岩に登る。
岩上からは琵琶湖の向こうに比叡・比良の連山、北には鶏冠山や三上山などもよく見えている。
全員で記念撮影をする。
天狗岩から降りて白石峰の分岐からは下りにかかり、重ね岩を通って30分ほどで「狛坂磨
崖仏」に出る。高さ約6m、幅3.6mの花崗岩の壁面に高さ3mの阿弥陀如来坐像を中尊と
して、観音・勢至の両脇侍を刻み、その周囲に12体の仏像が半肉彫りされた立派なものであ
る。製作年代は、平安時代とも奈良時代とも言われている。
磨崖仏から更に下り林道に出て、「逆さ観音」やオランダ人デ・レーケの指導で明治時代に作
られた「オランダ堰堤」を見ながら午後3時半にバスの待つ駐車場に戻る。
帰りのバスの中で杉浦幹事長から来年度の予定などを聞き、午後5時半名古屋金山に帰着し
解散する。
湖南アルプスは、500mほどの低山ではあるが、風化した花崗岩の露出する岩肌と、そこ
に生える松などの木々との対比がさながら日本庭園のようであり、天狗岩への登りでは少しだ
けスリルも味わうことが出来た。晩秋の暖かな日和に恵まれ参加された皆さん満足されたハイ
クであった。
5 参加者
幹事長以下、全員で16名参加する。
6 コースタイム
名古屋金山 ➡➡ 上桐生 →→ 落ヶ滝→→ 主稜線 →→ 天狗岩下(昼食)
8:00発 10:00着
10:40着 11:40着 12:05着
10:10発 10:50発 11:50発 12:30発
→→ 天狗岩 →→ 白石峰 →→ 狛坂磨崖仏 →→ 上桐生 ➡➡ 名古屋金山
13:00着 13:40着 14:10着 15:30着 17:30着
13:10発 13:45発 14:20発 15:40発
(幹事 鈴木 記)