中欧の旅 点描  その2

加藤 達也 さん

                                    鎖  橋
ハンガリーの首都ブダペストは、「ドナウの真珠」あるいは「ドナウの薔薇」とも呼ばれる美しい水都である。都市の中央をドナウ川が流れ、西側の王宮を擁するブダ、東側の商業都市ペシュトという東西の性格の異なる都市を一つの都市ブダペストとして結んでいるのが鎖橋である。

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                            ダヌビウス ホテル ゲッレールト
ドナウ川の川岸にあるGellert Hotelは、アールヌーボー様式の建物を利用して1918年にオープンしたホテルで、世界的に有名なゲッレールトスパが施設内にあります。

                                   英雄広場
1896年、ハンガリー建国1000年を記念して造られた。現在設置されている銅像とは異なり、展示されていた銅像は、オーストリア=ハンガリー二重帝国の歴史に関して重要な人物像が展示されていた。純粋にハンガリーだけのことではなく、オーストリアの威光もあるのだという証明なのかもしれない。それもそのはず、建設されたのは1896年であり、まだまだ終わりかけではあるがハプスブルグ家の力はまだまだあったが、第二次世界大戦のときに破壊されてしまった。

                                 ハンガリー国立オペラ座
1884年に完成したネオルネッサンス様式の建物で、劇場の入口にはリストの像、正面にはモーツァルトやベートーヴェンなど世界を代表する16人の作曲家の像が配されています。