「久しぶりのオーロラ」

この数日曇天で、しかもオーロラ活動の低下のため、ほとんど待ちぼうけが続いた。昨夜(3月17日〜18日)は久しぶりにまあまあの動きが見られた。ただ、薄雲があったため、鮮明さに欠けるうらみがあった。

22時過ぎ、家内が北東の地平線上かかるオーロラのかすかな帯を見つけた。

早速機材をイグルーの丘へ運び撮影にかかった。

0:17弱いコロナ(右下に北斗七星が見える)

同上 00:04

丘の上から北を望む(左端の小屋は私設天文台と判明)

東の空を望む(右側が明るいのは月の出のため)

久也のアラスカ通信

日付が変わり(3月18日)0:01頃の東の空

その10

杉浦 久也 さん

 今夜のオーロラは期待外れであった。SpaceWeatherのオーロラ楕円はレベル8と、当地へ来て最高の値を示していただけに、残念であった。しかし、オーロラの追っかけには忍耐を要する。たまに天空を焦がすような強烈な極光に遭遇すると、それこそ生涯忘れえない至福の思い出となる。次を期待しよう。


                                                  その10 おわり


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