平成26年 第36回
庭木・園芸部例会
(ご報告)
去る9月20日(土)、名古屋市東山植物園に参加者24名が参集し、第36回庭木・園芸部例会を開催しました。
特に、今回は国の重要文化財である温室前館(築 昭.11)の保存工事期間に当たり、温室内にある400種に及ぶ
展示物移植の方策について、植物園長 伊藤 悟氏自らプロジェクターを使っての貴重なご講話をいただきました。
中でも、仮移植植物の事前の“根回し”については、沖縄から樹木医を招請し最善策を模索されたことなど、体験者
ならではのご苦労話に心を強く打たれるものがありました。後半は、仮移植場の見学のあと、昼食会は園内新設早
々の'ガーデンテラス東山’にて憩いのひと時を過ごし、午後の日程として、塚本忠男先生より「庭木や花木の植え方
と管理について」のご説明を聞きました。
ところで、本会も平成17年7月に第1回例会を実施以来、今回で36回目を迎えることができました。その間、塚
本先生には本会の世話人として一方ならぬご指導、ご厚情いただいてまいりました。本年、先生がお元気に米寿を
迎えられたことを記念して、本会一同よりお祝いと感謝の気持ちを申し上げた次第です。
なお、次回は松竹梅の寄せ植え作成を予定しています。詳細は改めてご案内いたします。
幹 事 伊藤 博
今回のテーマ
「東山植物園の見学と研修」
参 加 の 皆 様
冨田 正二さんからお寄せいただきました。
261001