12月 8日(月)の読売新聞 『読売俳壇』に太田康直さんの句が矢島渚男選で掲載されました。



  




【自解】

 膳所(ぜぜ)は大津市内の地名。翁忌の主松尾芭蕉の眠る義仲寺の地名でもある。遠い昔旧制水口

中学の教官であった父君が大津市にあった学芸大学の教授となって赴任された。その時父母に伴われ

て移り住んだのが初恋のひとである。

 句の中の「今」はもちろん当時を回想しての句だから当時の今であって現在のお住まいは知る由もな

い。


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太田さんの句 入選