秋の箱根 2015  その7

加藤 達也 さん

ポーラ美術館




 ポーラ美術館は、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代 目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、 古今東西の化粧道具など総数9,500点にのぼります。

美術館の建設に際しては、「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに掲げております。箱根の自然と景観に配慮 した建物は、高さを地上8mにおさえ、建物の多くを地下に置き、森に溶け込むような形にしています。

また展示室は印象派の作品が美しく鑑賞できるよう、「7月のパリの夕暮れ」を再現した光ファイバーによる照明を採用しています。優れた作品と、美しい緑の自然、そして光に満ち溢れた建築空間が織りなす美の世界です。

 代表的な展示物です(何れも同館HPから)。


                      

                         クロード・モネ 《睡蓮の池》 1899年 
                          油彩/カンヴァス 88.6 x 91.9 cm
                         この絵が国内にあるとは感動ですね。


                      

                 ピエール・オーギュスト・ルノワール  《レースの帽子の少女》 1891年 
                         油彩/カンヴァス 55.1 x 46.0 cm
                 1892年 「ピアノに寄る娘たち」(オルセー)と同じタッチの絵画ですね。


                     

                       パブロ・ピカソ 《海辺の母子像》  1902年 
                         油彩/カンヴァス 81.7 x 59.8 cm
                    20歳のピカソが描いた「青の時代」(1901-1904年)の作品です。
                    この作品のあと、パリに移り、バトー・ラヴォアールで活躍します。


                

                           ラウル・デュフィ    《パリ》    1937年    
                    「色彩の魔術師」20世紀のフランスのパリを代表するフランス近代絵画家。
                   1938年 パリ電気供給会社の社長の依頼で、パリ万国博覧会電気館の装飾に、
                   人気の叙事詩をフレスコ画の巨大壁画「電気の精」として描く。イラストレーターと
                   兼アーティストとしての評判を得る。







 ポーラ美術館は、2013年7月に遊歩道をグランドオープンしました。四季を通じて訪れる野鳥たちのさえずりや、時折姿を見せる小動物を愛でながら自然の中で心休まるひとときをお楽しみください。







              自然の光がふりそそぐ、明るくすがすがしいおしゃれなカフェもあります。


                  


              詳細は コチラ でご覧ください。


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