再任のごあいさつ

                                         会長 野々部幸藏(H17 旭丘)

 平成28年度の総会において、昨年度に引き続き会長に選出され重責を痛感しておりますが、会員の
皆様のご支援をいただきながら職責を全うしてまいりたいと思っています。副会長の林孝之介先生、
鳥山勇先生並びに幹事会、各委員会の皆様と力を合わせ、会の更なる発展に努める覚悟ですのでどう
ぞよろしくお願いいたします。
 まず最初にご報告するのは事務局長さんの件です。8年間の長きにわたって献身的に会を支えてい
ただいた石井政一先生が退任され、前小牧高等学校長の加古孝先生が事務局長の職に就かれました。
石井先生のご尽力に感謝するとともに、加古先生には事務
局の皆様と協力して諸事務のいっそうの充
実に努めていただくようお願いしたところです。

 この1年間会長を勤めさせていただき、今回の総会・懇親会を経て今改めて感じるのは、皆様の会
にお寄せいただく熱き思いであります。総会・懇親会には
120名を超える皆様にご出席いただきまし
た。活気に満ちた総会、心の通い合う明るく快活な雰囲気が漲る懇親会、すばらしい久世先生の筑前
琵琶の演奏に集中される高い文化性を感じたレセプション。様々な場面での会員の皆様のお姿に接し、
そのお心に報いたいとの思いを強く抱きました。この度の総会に提起しご承認をいただいた件につい
てご報告いたします。

 まず最初に報告するのは、本会の会計に係る規約改正についてです。本会の一般会計、特別会計とも
に皆様方のご理解とご協力によって極めて余裕のある状況にあります。一般会計の安定的状況は
96
以上の高い納入率の会費収入とインターネットを活用する物品購入や業者との粘り強い交渉など多面
的な努力による支出の減少に支えられています。また、教育基金などの特別会計もか
なりの蓄財があ
ります。このような状況に鑑み、会員の皆様への還元の方途を役員会や幹事会で考察してきました。
還元の方途としてまず頭に浮かんだのは長期にわたって会の発展に尽くしていただいた先輩の皆様へ
の思いです。具体的には、従前の「米寿
(数え歳88歳)に達した会員の翌年以降の会費の納入を免除
する」との規定を「年度内に満
80歳を迎えられる会員はその年度以降の会費の納入を免除する」に改
める案ですが、これを認めていただきました。実施は平成
29年4月1日からです。二つ目は講演会の
件です。平成
21年度の総会において、会則第4(3)に「会員の研修」が新たに加えられ、その内容と
して「講演会、講習会、その他会員の教養に資するもの」とされたことの具現化です。平成
29年5月
の総会から実施することになりました。会員の皆様には様々な場面でご活躍いただく基盤となる健康
についての関心が強いようですので、今後その方面での適切な講師の人選に向け検討を重ねていきた
いと考えています。

 今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。





                     《筑前琵琶 会主 久世旭如氏 演奏会》
 

   《懇親会》
   





 

 

   

                                                   20160530