旧東海道を行く(8):浜松〜袋井   平成28年10月23日(日)
                                        38,014歩 水野 昭彦 さん

 

 浜松の街中には旧東海道の面影はほとんどない。この東海道と書かれた石碑も後から建てられた
ものである。『弥次喜多の 通った道も この辺り』とあった。ただ、天竜川に近づくと、僅かに松並が
保存されており、東京から来たというご夫婦に出会った。日曜日に歩くと、時に遠方より来られる方に
すれ違うことがある。『袖触れ合うも多少の縁』それも楽しみの一つ。この日は、埼玉から来たという
ご夫婦にもであった。概して、東から西に向かって歩く人が多いと聞くが、私は取りあえず西から東に
向かって歩いている。そうすると、途中で話をする機会が自然と多くなる。

 

 
《金原明善翁旧居:彼は若いころから『天竜川の治水事業に取り組んだ。銀行業、資産家》

 
《12時:名物濱松餃子を食す。そして、天竜川を渡る。》



 

 磐田で休憩。さすがに餃子だけではお腹が空いてきて、蕎麦屋さんに入って蕎麦を食べる。間寛平さんが世界1周
マラソンの時に立ち寄った時に書いてもらったという色紙が飾られていた。

 

 磐田、『見付の宿』は姫街道の東の入り口、西の出口は『豊川市国府』。昔から栄え、見るべきものが沢山残されて
いる。街がきれいに整備され、磐田市が観光に力を入れていることが分かる。そのうち『旧見付学校』は洋館風で出色。
明治5年に建てられ、保存されている。また、江戸時代には宿場の東と西の入り口に木戸が設けられ、旅人の監視が
行なわれていた。

 



 
《袋井宿から1里:木原一里塚》》
   

       

       

                                                 20161030