イエローナイフ旅日記  (9)

杉浦 久也  さん

3/23(木) 晴れ、朝マイナス20


9:30朝食:毎朝お世話になる食堂のメニューは次の通り。上半分に印刷されているのが朝食で、15ドル前後である。これは宿泊料金に含まれている。コーヒーはお代わり自由である。


 


 


 

                   私が注文したオムレツとハム料理
 

キャビンと母屋を結ぶ小道の脇に、大きな金属製の箱が座っている。ゴミ箱かと思ったが、ある朝食堂のお姉さんがふたを開けてパンを取り出したのには驚いた。天然の冷凍庫だった。寒冷地ならではの知恵である。

 


                         天然の食料冷凍庫
 

 

        ネットで見る天気予報(現在マイナス18/体感温度マイナス28℃)

一日の大半を寝て過ごす。

夕食は塩昆布の茶漬けで済ます。あとはオーロラの出を待つばかりだ。2250分ころから東の空がにぎやかになってきた。勝手知った滑走路へ急ぐ。


        


 


 


 


 


 


見ごたえのある一夜であった。


                                                つづく


                                                 170326