明星山三室戸寺は上の御詠歌できこえる、西国十番の観音霊場、観音応現の霊地であり、光仁天皇勅願の精舎です。
三室戸寺は創建以来、光仁、花山、白河三帝の離宮になったため、この頃から、御の字を、三、に替え、三室戸寺と称するようになりました。
山 門
三室戸寺に観音詣でをしていた富右衛門というお百姓が飼っていた弱々しい牛が、観音様のご利益で立派な牛になり、地域一番の権兵衛の牛に戦い勝ち、その時に得た報奨金をもとに、牛の仲買人として成功したという故事による。この宝勝牛がくわえている牛玉の観音様に触れると、勝運に恵まれるといいます。
本堂(江戸時代・府文化財)
三重塔(江戸時代・府文化財)
五千坪の大庭園は枯山水・池泉・広庭からなり、五月のツツジ(二万株)・六月のアジサイ・七月のハス・秋の紅葉など四季を通じて美しい花模様を楽しめそうです。
2万株のツツジが満開だったら、さぞ見事だろうと思います。残念ながら少し時期が早かったため、満開のツツジの写真を撮ることができませんでした。満開の時は、1時間程度待たないと、中に入ることができないそうです。 また、6月頃にはアジサイ(一万株)、7月頃はハスの花が綺麗だそうです。
しかしながら 花のシーズンでないため、参拝者は少なく写真撮影には助かりました。
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