満願達成の旅

加藤 達也 さん
 朝夕は秋を肌で感じる陽気になりましたが 皆様お元気でお過ごしのことと思います。

 9月1日に西国三十三観音参り満願のため京都清水寺に行ってきました。清水寺に限らず京都は東南アジア系の観光客が多く押し寄せていました。 私たちは人混みを避けるため早朝参拝をしました。 念願の西国三十三観音参り満願を達成して愚妻は満足したようです。(信心深くない私は、責任を果たしてヤレヤレです。)


 

 仁王門前の石造の狛犬は、両方ともに阿形の像。東大寺南大門の狛獅子を真似て造られたといわれ、もとは金属製だったが戦時中に供出されてしまったのだそうです。

 

      『音羽の滝・写真』向かって右(奥)から「延命長寿」「恋愛成就」「学業成就」(手前)

 
 
 「清水の舞台」が覆われてる... 京都・清水寺「平成の大改修」で、いましか見れない景色です。清水の舞台で知られる清水寺。西国観音霊場の第十六番札所です。

  外国人観光客のいない京都東山山頂の新名所「清龍殿」「大舞台」と「将軍塚」に寄りました。ここは平成21年青蓮院が「青蓮院」として京都東山山頂将軍塚に移築再建することを決め、平成26年10月に出来たものでまだ多くの人に知られていない新名所です。


 


 


 

  国宝「青不動明王」は移築前に御開帳の時に原画を礼拝しています。原画は縦203cm、横149cmの絹本礼拝画像で、日本三大不動画のひとつとして有名です。 ご神体(身体)の色が青黒のことから通称「青不動」と呼ばれ、製作時期は平安時代の中期、11世紀に当たるとされ、我が国仏教絵画史の最高傑作のひとつとして、いち早く国宝に指定されているようです。


                     

                    これについて コチラ をご覧ください。


 

 平安遷都の折、桓武天皇が築かせた由緒ある将軍塚も見学することができます。桓武天皇が都を定められる折、和気清麿呂に伴われて、将軍の像に甲冑を着せて埋め都の安泰を祈ったと伝えられています。


 


 


 

  京都の町が一望できます。中央下部の赤い鳥居は平安神宮です。


 

 青龍殿と併せて木造の大舞台は清水寺の大舞台の4.6倍の広さです。木造の大舞台から京都市内を足下に見下し、大阪近郊まで一望できる素晴らしい所です。この大舞台から地図を広げながら圧倒的なスケールと市内一望のパノラマは大満足です。(同寺HPの動画からスクショ)。

  清龍殿は奈良大仏殿の横幅半分の木造大建築物で国宝青不動をお祀りされています。


 


 


 

                       ガラスの茶室 

ガラスの茶室をデザインした吉岡 徳仁(よしおか とくじん)氏は、プロダクト、建築、空間などのデザイナー(1967生まれ)。ガラス素材を使ったものなど、透明感のあるデザインでエルメス、スワロフスキーも手がけています。


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