8:40 食堂へ。
イエローナイファー紙に目を通す。まずこの地方ならではの広告が目についた。一ページを割いてスノーモビルが紹介されている。単に若者のスポーツ用具にとどまらず、一般市民の生活必需品になっている感じがする。
珍しく日本人冒険家の記事である。ササキノリオという若者が徒歩で世界を巡る旅の途中当地へ来て、地元の人と交流した話である。
B&Bのメニューも2週続くうちに、好きなものが決まって来た。私はオムレツが気に入った。
家内の方は好みがまだ定まっていないようで、今日はフレンチトーストとソーセージを注文したが、予想とは違ったものが出てきて、がっかりしたようだ
散歩を兼ね、レーサム島(Latham Island)をめぐる。
島内は住宅地でもあることから車の速度が最高時速30kmに定められている。実によく守られている。
一般家庭でも国旗が掲げられている。
「犬を中へ入れてはいけません」が遊具のある公園に出ていた。
犬のリーシュ無しの散歩はいけない。それと飼い主は糞の始末をするように求められている。
郵便受けが地区ごとにまとめられている。住民は各自ここまで郵便を受け取りにくる。
夏の水上スポーツが盛んなようで、ボートの多さに驚く。
家ごとに市指定のごみ入れがあり、定期的にゴミが回収される。
昼食:親子丼、黒豚汁、野菜サラダ
午睡
家内、単独でロケハンに出かける。
22時過ぎ撮影開始。
暖かい雑炊で体を温めていると、AuroraMaxの画面に大きな動きが映し出された。戸外に出ると天空東西の幅広い光の帯が伸びていた。再びカメラを持ちだし、B&B母屋や近所の木立を配して数コマ撮る。
22時過ぎ撮影開始。
28日2時半ころすべての撮影を終え、休む。
つづく
170331
イエローナイフ旅日記 (13)
杉浦 久也 さん