中日歌壇 入選             林 建生 さん


     池の鵜はもぐりもぐりてどこに浮く沈みしままの震災の海         小島ゆかり氏選

             【総評】生き生きとした鵜の姿を想像させつつ、「震災の海」へと大胆に転換する。強い衝撃が悲しい余韻をもたらす。

                                   
                                          中日新聞2020年(令和2年)3月29日(日曜日)掲載