誓願寺と諏訪神社【岡崎観光きらり百選 bP9】  場所の地図

 【平成25年2月18日(月):第671号】で紹介した「宝福寺」のすぐそばに、今日紹介する「誓願寺」と「諏訪神社」があります。誓願寺という名前の寺院は、岡崎観光きらり百選にはもう一ヶ寺矢作町にあり、すでに【平成23年12月25日(日):第252号】の「浄瑠璃姫伝説」で紹介してあり、源義経ゆかりの寺院です。今日紹介する梅園町の「誓願寺」は、徳川家康ゆかりの寺院です。
 境内入口にある「岡崎観光きらり百選」の案内板には、次の説明文がありました。

 弘治2(1556)年、徳川家康の官位勅許の仲立ちをした泰翁(たいおう)のために、労をねぎらって建てたのが誓願寺です。境内には、幼いころ虎童子と言われた家康が、弓の稽古をした際、腰をおろして休んだとされる虎石があります。
 諏訪神社は、大永3(1523)年、岡崎城主松平信貞が、諏訪大明神を勧請(かんじょう:神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。)したと伝えられています。境内には、岡崎で最も古いとされる石燈籠があります。

 泰翁の経歴がわかりませんでしたので、調べてみたところ、あまり情報がありませんでしたが、唯一家康の官位勅許について奔走したことについて書かれたWebを見つけましたので、こちらを参考にしてください。
 誓願寺は、浄土宗西山深草派の寺院で、山号を諏訪山といいます。寺院を示す石標があり、30段ほどの石段を登ると広い境内があらわれます。境内には、各種仏像や石塔があり、墓地が広がっていますが、どうやら正式の本堂はないようです。「虎石」については、境内に表示はありませんでしたが、それらしき石と思われるものを撮影してきました。家に帰ってからネットで確認したところ、それが「虎石」でした。
 同じ敷地内に、「諏訪神社」があり、こぢんまりした社殿の前に、一対の岡崎で最も古いとされる石燈籠がありました。石燈籠は、天正16(1588)年に塩問屋店主が商売繁盛を感謝して寄進されたものです。そのため、燈籠には、輸送のために使った馬や、海の波をあしらった彫刻がほどこされています。     

誓願寺の石標と参道 虎石
諏訪神社全景 社殿と岡崎最古の石燈籠一対
≪平成25(2013)年2月15日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年2月18日(月):第673号】