巨木めぐり【岡崎観光きらり百選 bX2】

 岡崎市の旧額田町内には、それぞれに存在感を示している4本の巨木があります。今日はその巨木を訪ねてみました。それぞれの巨木は、どれも圧倒される大きさで、すべての見る人に感動を与えてくれます。

寺野の大楠  場所の地図

 愛知県指定天然記念物 昭和43(1968)年11月4日指定
                   岡崎教育委員会
 目通り幹周り 12m
 根周り     27m
 樹高      36m
 樹齢      1千年(推定)
 薬師堂裏の崖の上にそびえ、その巨大な根部が崖面から露出した様は雄大怪異で、見る人を圧倒します。
 大風のため折れた一枝の代価で祭の芝居が興行できたといわれるほどで、県下屈指の大樹として県指定天然記念物とされました。
切山の大杉  場所の地図

 愛知県指定天然記念物 昭和43(1968)年11月4日指定
                   岡崎教育委員会
 目通り幹周り 8.5m
 根周り     12m
 樹高      38m
 樹齢      1千年超(推定)
 樹齢推定一千年を超える見事な樹形を持つスギである。枝は垂れ下がりそのうちのひとつは地中に根を張って成木となっている。この特徴からスギの中のアシウスギであることがわかる。
 このスギには、白髪の老翁がこの地にスギの杖を逆さまに挿して立ち去ったのが成長したという伝説がある。
見返りの大杉  場所の地図

 徳川家康は、長篠城出陣の折、天恩寺に寄って戦勝祈願をした。帰途このあたりまで来た時、本尊延命地蔵菩薩が「家康、家康」と呼び止め、家康がハッと驚いてふり返ると、大杉の蔭から敵方の刺客が矢を射かける処だった。危うく難をのがれたことを大いに喜び家康は、地蔵菩薩の前に三拝九拝して幾度も馬上から見返り、大杉の彼方を遙拝しつつ戦場へ向かったといわれる。それよりこの大杉を「家康公見返りの大杉」と呼ぶ
                   大杉前の説明板より
夏山の根上がり杉  場所の地図

 岡崎市指定天然記念物     岡崎教育委員会
 目通り幹周り 6.5m
 根周り     30m
 樹高      35m
 樹齢      800年(推定)
 この大杉は、目の神様として信仰されている諏訪神社の境内にそびえ立っています。根上がりのスギと呼ばれているように、その根が地表より浮き上がって、大蛇がのたうっているようにも見えます。自然界の造形の不思議さが感じられます。
≪平成25(2013)年7月16日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年7月25日(木):第830号】