岡崎・天恩(てんおん)寺【岡崎観光きらり百選 bQ4】  場所の地図

 昨日紹介した「巨木めぐり」において、「家康公見返りの大杉」がある天恩寺は、このお寺自体も、岡崎観光きらり百選の24に選ばれている寺院でもあります。臨済宗妙心寺派の寺院で、山号を広沢山といいます。

 天恩寺に関する岡崎市教育委員会の説明が次のようにあります。

 天恩寺は、矢作川の戦いに敗れた足利尊氏が、この額田の地に退き、延命地蔵に祈願したところ、見事に戦勝を得たため、その遺言により、室町幕府3代将軍足利義満が、貞治元年(1362)に創建したといわれる。足利義満が建立した。本尊は延命地蔵菩薩である。仏殿と山門は室町時代の建物で、ともに国指定重要文化財である。江戸時代には79石余の寺領を持ち、この地方の中心寺院であった。

 山深い中にあり、足利尊氏・義満や徳川家康の名前が登場する歴史的にも意味がある名刹でした。山深い斜面を生かした境内の建築には、江戸時代初期に、急傾斜地をうまくいかした美しい石垣がつくられました。巨木は、「見返りの大杉」だけでなく、「天恩寺の松」も見応えがありました。  

室町時代につくられた山門 室町時代につくられた仏殿
江戸時代初期につくられた美しい石垣 ふるさとの名木「天恩寺の松」
≪平成25(2013)年6月29日撮影≫

釣月寺和尚の一日一題 話題提供 【平成25年7月26日(金):第831号】