あーかいぶず 登録概要
最初の短歌集を上梓して十年。最初にして最後のはずが、命永らえるうちに歌数も貯まり出版を決意。自分史的な 意味と各地の旅行の思い出、歴史・伝説への興味も加えて、処々に説明文を挿入し、平安時代の歌物語的な歌集に。 「篠懸け」(すずかけ)は修験者たちが深山の篠(すず)の露を防ぐための麻の旅衣。鈴を掛けたように実をつけるプラタナス の語韻の良さからも「すずかけ」という歌集名にしました。