　学生の教職課程履修動機と教職への期待は様々であり、在学中に実情を知ることにより履修への期待も教職への取り組みも変化する。履修単位数が多く、大学生活に余裕がなくなる。講義の他、介護体験や教育実習がより大きな負担になる。また、教職課程の履修が直接採用に結びつかず、試験の準備を早期にしなければならない。受験の日程が他より遅く、不合格となった場合は他の試験に間に合わない。採用試験は難しく、専門的な学習は他の就職試験には役立たない。これらは教職の現実であり、学生には履修の課程で次第に明らかになってくることである。
　平成 25 年度、平成 24 年度に引き続き教職課程受講者に対し同様の調査を実施した。今回は、受講登録時、校舎別に条件を同じくして実施する機会が得られた。履修への期待や教職への取り組みの変化について考察する際、何が契機となるか注目すべきだが、受講登録時の意識がその後の変化に大きく作用していることを具体的に確認することができた。


フ　リ　ガ　ナ	ワタンヅ　エイイチロウ	性　別	男
氏　　名	渡津　英一郎	最終学校名	愛知県立瀬戸西高等学校
登　録　分　野	１著作（1.1論文)
タ　イ　ト　ル	『受講登録前後における学生の教職への期待と取り組み　　　　　　　　　　　　　－平成２５年度春学期教職課程受講者の意識調査から－』

概　　　要
学生の教職課程履修動機と教職への期待は様々であり、在学中に実情を知ることにより履修への期待も教職への取り組みも変化する。履修単位数が多く、大学生活に余裕がなくなる。講義の他、介護体験や教育実習がより大きな負担になる。また、教職課程の履修が直接採用に結びつかず、試験の準備を早期にしなければならない。受験の日程が他より遅く、不合格となった場合は他の試験に間に合わない。採用試験は難しく、専門的な学習は他の就職試験には役立たない。これらは教職の現実であり、学生には履修の課程で次第に明らかになってくることである。　平成 25 年度、平成 24 年度に引き続き教職課程受講者に対し同様の調査を実施した。今回は、受講登録時、校舎別に条件を同じくして実施する機会が得られた。履修への期待や教職への取り組みの変化について考察する際、何が契機となるか注目すべきだが、受講登録時の意識がその後の変化に大きく作用していることを具体的に確認することができた。

発表時期	平成２６年	装丁	A4
発表団体・出版社等	愛知大学「愛知大学教職課程研究年報」第３号
作品保存先・照会先	愛知大学図書館、全国国公立図書館、全国国公私立大学図書館