　教員採用試験に合格できなければ、実習はほとんど価値のないものになってしまう。教職と教職以外双方への就職可能性を残し、限度一杯のところで最終的な決断をしたいという学生の立場も理解できる。このことに厳しい条件をつけるようになれば、他の職業でも獲得したいであろう基礎的・汎用的能力をもつ学生は、早々に教職以外に移ってしまう可能性がある。教職課程、とりわけ教育実習の在り方は、常に時代の要請と状況に対応していなければならない。以上のことから、本稿では、学生の側から見た教育実習の実態と感想を確認し、現段階でのより適切な実習指導の方法と、併せて今後の実習制度の在り方を提起することとした。


フ　リ　ガ　ナ	ワタンヅ　エイイチロウ	性　別	男
氏　　名	渡津　英一郎	最終学校名	愛知県立瀬戸西高等学校
登　録　分　野	１著作（1.1論文)
タ　イ　ト　ル	『教育実習の事前指導と実習校実習充実に関する一考察　　　　　　　　　　－学生への事後アンケート結果の分析をふまえて－』

概　　　要
教員採用試験に合格できなければ、実習はほとんど価値のないものになってしまう。教職と教職以外双方への就職可能性を残し、限度一杯のところで最終的な決断をしたいという学生の立場も理解できる。このことに厳しい条件をつけるようになれば、他の職業でも獲得したいであろう基礎的・汎用的能力をもつ学生は、早々に教職以外に移ってしまう可能性がある。教職課程、とりわけ教育実習の在り方は、常に時代の要請と状況に対応していなければならない。以上のことから、本稿では、学生の側から見た教育実習の実態と感想を確認し、現段階でのより適切な実習指導の方法と、併せて今後の実習制度の在り方を提起することとした。

発表時期	平成２8年	装丁	A4
発表団体・出版社等	愛知大学「愛知大学教職課程研究年報」第５号
作品保存先・照会先	愛知大学図書館、全国国公立図書館、全国国公私立大学図書館