新春の空に富士を望む

1月1日(土)

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恒例となった元旦山行で、今年は静岡県焼津市の富士山の展望で知られる
「満観峰」からの初日の出を見に行く。
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日本列島全体が強い冬型の気圧配置となり、山陰方面では豪雪の被害も
出ている元旦の早朝午前2時に、山仲間2人と名古屋を出発する。
東名を走り、焼津ICを出て、午前5時半ごろ花沢の里観光駐車場に着く。
すでに4、5台の車が停まり、準備をしている。
地元では初日の出を見る絶景ポイントとして人気の高い山のようである。
我々も暗い中で準備をして、5時少し前ヘッドランプを点けて出発する。
振り仰げば頭上には一点の雲もなく満天の星が輝いており、初日の出が
拝めそうな天気である。 

花沢の里集落の中を抜け、しばらくして右手の登山口から山道に入る。
ダラダラとした道を30分ほどで林道に出て、しばらく歩くと鞍掛峠に着く。
峠まで車で来ているグループもいる。
峠からほぼ水平の山腹の道を20分ほど歩き、右に折れて少し登ると、6時8分、
大きく開けた山頂に着く。

暗い中、静岡の街の後ろにうっすらと富士山が浮かんで見える。 
まだ夜は明けやらず薄暗い中で夜明けを待つ。
コンロで湯を沸かしてお汁粉を飲んだりしていると、登山者が次から次へと登ってくる。
6時半過ぎ徐々に明るさが増し、富士山の姿がはっきりとしてくる。
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右手には駿河湾の向こうに伊豆半島がシルエットになって浮かんでいる。
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7時前だんだんと山際の赤みが増てくる。
皆震えながら今か今かと発日の出を待ってカメラを構えている。
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6時58分頃、伊豆半島の上に雲の間から今年初めての太陽が姿を現し、素晴らしい
初日の出にあちこちから万歳の声があがる。
手を合わせて今年一年の登山の安全を祈る。 
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富士山も朝日が当たり、徐々に赤みが増してくる。
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焼津の街も見下ろすことができる。
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完全に太陽があがった午前7時8分登山者で賑わう山頂を後に下山にかかる。
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下山は日本坂峠への尾根道をとる。
この道は茶畑の中を通り、小さなアップダウンを繰り返して40分ほどで日本坂
トンネルに着く。
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ここから下る予定であったが、予定を変更して峠からすぐの花沢山に登る。
登る途中で、すっかり明るくなった静岡の街の後ろに富士山が大きく裾野をひいて
そびえている。
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山頂まで急な道を20分ほどで8時8分花沢山山頂に着く。
ここの山頂は樹木にさえぎられて展望はほとんどなく、わずかに木々の間から
焼津の街が見下ろせる程度である。
写真を撮ってすぐに下山にかかる。
下山の途中、前に白く雪をいただいた南アルプスの山々を望むことができる。
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日本坂峠まで戻り、左手に折れて下山路を下る。
急な山腹の道から林道に出て、登るときに通った花沢の集落に出る。
案内板やトイレのある三叉路を通り、9時10分ごろ駐車場に戻る。
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初詣の車は走っているが、普段よりも空いた東名を走り、12時過ぎ名古屋へ帰ってくる。


今年初めての山行であったが、絶好の天候に恵まれ、初日の出を見ることができた。
新春の空に聳える富士山も見ることができ、今年一年の楽しく無事な前途を予感させる
山行であった。

                                      山遊人