人口の池畔の半分枯れた桜

続・平和公園のサクラ

自然の流れを集約し人口の小川

2011.4.9 午後

自然の良さはプロもご承知
―大きなレフとパッとしないモデルを従えたカメラマンもいた―

荒川 眞仁 さん

平和公園の南側、役所では「平和公園くらしの森」と名付けている部分は、公園開発以前からあった里山であった。したがって、住民が育てていた柿や梅の木が残り、桜も自然の姿で咲いている。墓地を中心とするいわゆる公園は1975年以降に有志の寄贈を基盤に作られたまったく人工的な花園であるのと対比して、まことに優雅である。この地帯はふ20数年前、名古屋への五輪誘致が成功するとメインスタジアムが現出するはずのところであった。失敗して正解であった。優雅な散歩道が残っているのである。星丘の淑徳高校や大永寺の北側に横たわる「森」である。皆様が散歩がてらに訪れられるのをお待ちする。そこにあった、素朴な桜を紹介する。  

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