米シンクタンクが公表した、2004年に撮影されたイラン・
    テヘラン郊外のパルチン軍事施設付近の衛星写真(米科
    学国際安全保障研究所のウェブサイトから)

2012.3.14 14:37

 米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は13日、イランの首都テヘラン郊外のパルチン軍事施設で、核兵器に用いられる高性能爆薬の実験が行われた疑いがある建物を特定、その衛星写真を公表し


 同施設はイランの核兵器開発疑惑解明の鍵となる場所。同国は国際原子力機関(IAEA)高官級調査団の立ち入りを拒否した経緯もある上、証拠隠滅など核兵器開発の意図を隠す作業が行われたとの指摘もある。

 公表された4枚の衛星写真のうち、2004年に撮影された写真では、同建物はパルチン軍事施設の中でも離れた場所にある。周囲には防護壁が築かれ、近くには盛り土が見られた。

 同研究所の専門家によると、IAEAが05年に立ち入り調査した施設から4キロ以上離れた場所に建てられていた。(共同)


http://sankei.jp.msn.com/world/news/
                   120314/amr12031414400004-n1.htm



 イラン 核関連実験の建物特定

衛星写真で判明