医療機関向けのクラウドサービス

NTT西日本など

2012.3.15 18:48

 NTT西日本と医療メーカー「横河医療ソリューションズ」(東京都)などは15日、CTや磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影した患者の画像情報などをネット上で保管するクラウドサービスを4月中旬から全国の医療機関を対象に有料で販売すると発表した。多くの病院は各施設のデータシステムで患者の情報を管理しているが、地震などの災害で失われる恐れがある。患者データの安全性を向上するシステムとして、注目を集めそうだ。

 システムの利用料金は、1病院あたり月50万円以上で、5年間で100億円の売り上げを目指すという。

 昨年3月に発生した東日本大震災では、患者データが消失する事態が発生しており、NTT西日本は「万が一のために必要なシステム。医療情報の大容量化に伴い、管理に悩む医療機関も多く、普及を進めたい」としている。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/
           120315/biz12031518490025-n1.htm