桜の開花

       今年は遅め 長引く寒気が影響

 気象情報会社ウェザーニューズは20日、桜の開花傾向を発表した。今年の桜は長引く寒気の影響で、東・西日本で遅めの開花になる見込み。西日本から中部地方にかけては、過去5年間で最も遅くなる可能性もあるとしている。

 同社によると、ソメイヨシノを中心とした桜の最も早い開花は、3月下旬から九州、四国の太平洋側沿岸部で始まり、短い期間で西日本、東日本へと広がる見込み。東京の都心周辺は3月下旬から4月はじめに開花ピークを迎えるという。

 開花は青森県の弘前公園で4月26日ごろ、東京都の上野公園で3月29日ごろ、宮崎県の垂水公園で3月25日ごろ。いずれも過去5年の平均より数日間遅い。同社は、各都道府県ごとの花見の名所660カ所について、ホームページ(http://weathernews.jp/sakura/)に開花傾向を載せている。正式な開花予想は3月5日発表という。


http://www.asahi.com/eco/news/TKY201202200629.html