初の東証上場へ

 中国最大手の重機メーカー「三一重工」が東京証券取引所に上場を打診していることが分かった。

 中国の有力企業が東証に上場するのは初めて。知名度や信用力を高めることで日本での事業を強化する狙いもあるとみられる。東証は三一重工に続くアジア企業の上場誘致に前向きで、国内の投資家にとってもアジアの成長企業に投資する機会が増えることになりそうだ。

 関係者によると、三一重工は、今春に香港証券取引所に上場した後に今秋にも東証にも上場する方向で東証との調整に入っている。

 東証に上場している外国企業は2011年末時点で11社に過ぎず、ピーク時の1991年(127社)から減少し続けている。このうち中国系企業は英領ケイマン諸島籍の2社に過ぎない。東証は「急成長する中国から優良企業を呼び込むことで市場の魅力を高めることができる」(幹部)とみる。

             (2012年3月13日18時43分  読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/
                  20120312-OYT1T01227.htm

中国最大手の重機メーカー