粉雪舞う大洞山:一等三角点の山



12月11日(日)

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一等三角点のある山として知られている美濃にある「大洞山」に山仲間と一緒に山行する。
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冬型の気圧配置がやや緩んで午後からは晴れそうな天気予報である。
朝6時30分に集合して、東海北陸道の郡上八幡ICを出て、堀越峠を越えR256を東に走る。
峠の上では周囲の木々には雪が少し付いて墨絵のようである。
峠を下り和良町の道の駅で左折れして林道を走って、8時過ぎ「大月の森公園」のキャンプ場に着く。
誰もいないキャンプ場の管理棟から少し上がった林道分岐に駐車する。
あたりはうっすらと雪化粧している。
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準備を整え、8時45分に出発する。 
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予定では時計回りに周回する計画であったが、初めての山のため入る林道を間違えてしまい、反対から回わってしまう。
舗装されていない林道が切れたところから谷沿いの道をしばらく行き、尾根の斜面に取り付いて急登を登り、11時過ぎ稜線上に出る。
稜線を左に折れ、少しく登って10:20大洞山山頂に到着する。
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ここの山頂には一等三角点が埋まっている。
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東の方面に展望が開けた広い山頂で少し早い昼食を摂る。
天気がよければここから御嶽山が見えるのだが、今日は雲がかかりはっきりと見ることができない。 
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11時過ぎ稜線を南に向けて下り始める。
落ち葉が積もり雪で濡れているので滑りやすい急斜面を、転倒しないように注意して下山する。
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965mのピークを越えて少し下がったところに開けた展望地がある。
 ここからは奥美濃の山々が見通せるが、今日は残念ながら雲に閉ざされている。
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12時過ぎ、916mピークに着き、ここから北に下って林道に出る予定であったが、下り口があまりはっきりせず、そのまま尾根を東に下る道をとる。
この道はあまり歩かれていないようで、薄い踏み跡を辿って812mのピークから北に林道に向けて下る。
急な斜面の道を下って午後1時前林道に飛び出す。
林道を10分ほど下って、分岐に止めた車に13:10に戻ってくる。
帰りは飛騨金山の日帰り温泉で汗を流し、R41を走って午後5時過ぎ名古屋へ帰着する。


師走に入りだんだんと寒さも増してきた中での山行で、途中ほかの登山者と会うこともなかった。
山頂あたりでは小雪がちらついたが、風もなくそんなに寒さは感じなかった。
年の暮れも近づく中での静かな山行ができた一日であった。

                        山遊人


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