霧氷の花咲く三峰山(みうねさん)


2月15日(水)


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所属する会の登山教室で高見山地の三峰山へ山行する。
三峰山は隣の高見山と並んで関西地区では霧氷(樹氷)で有名な山で、休日などには観光バスが何台も入り、混み合うこともある。

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今回の山行は、指導員を合わせて19名の参加で、朝7時に集合して、マイクロバスで東名阪を走る。
バスの中ではリーダーからいろいろと指導をうけながら、伊賀上野から名張を通り、御杖村の「みつえ青少年旅行村」へ9:20頃に着く。
準備運動をした後、登尾ルートの登山口から登り始める。
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ところどころ凍っている薄暗い杉の林を40分ほどで尾根上の避難小屋に着く。
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ここはログハウス状でトイレもありきれいな小屋である。
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階段を登るとすぐ上には星の観察などをする小さな小屋が建っている。
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ガスが出て薄暗く、徐々に残雪が増え始めた中を滑らないように注意しながら高度を上げていく。
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11時半過ぎもう一つの避難小屋に着く。
小屋の中は他の登山者もおり込み合っている。
ここで早めの昼食を食べる。
ここからはアイゼンを付け、12時過ぎ出発する。
15分ほどで稜線上の三畝峠に出る。
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ここで左に進路をとり、三峰山を目指す。
ここらあたりからは両側の木々には霧氷の花が咲いてきれいである。
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12:30頃ガスで視界のきかない三峰山山頂に着く。
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参加者は霧氷を写真に収めたりしている。
全員で記念写真を撮る。
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下りは八丁平という平坦地を経由して下る。
ここの霧氷も見事である。
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すぐに三畝峠に戻り、ここからまっすぐに稜線を歩き、新道峠を目指す。
2、3度アップダウンを繰り返し、ヒメシャラの木の群生地を通り、12時半前に新道峠に着く。
ここで皆地図を出して現在地の確認をする。
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ここから右に折れ、稜線を離れてしばらく尾根を下り、14時過ぎ林道に出る。
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マスクで完全武装のリーダーもホッと一息。
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アイゼンを外し、林道をのんびりと下って15:10頃バスの待つ青少年旅行村に無事下山する。
バスに乗り、反省等をしながら午後6時過ぎ名古屋へ帰る。


今日の山行では、諦めかけていた霧氷を見ることができ、初めて冬の山を体験した方もみえ、思い出に残る充実した山行ができたことと推測する。

                        山遊人