3月14日(水)
残雪の山で遊ぼうと、会の仲間4人と高島トレイルの赤坂山と寒風に山行する。
(GPSの電源を入れ忘れ、途中のブナの木平から気が付いて入れました)
高気圧が張り出し絶好の好天が予想される中、朝7時に集合して、北陸道の木之本ICを出てマキノスキー場に午前9時前に着く。
マキノスキー場は先週までで閉場しており誰もいない駐車場に車を停める。
1日前に降った雪がうっすらと積もりまぶしい日差しの中を午前9時に赤坂山に向けて出発する。
稜線にはややガスがかかっているが、いい天気になりそうである。
ゲレンデを抜けて、右手の急坂を登り尾根に取り付く。
しっかりとした先客のトレースがついている。
急坂を登って30分ほどで眼下に琵琶湖を望むことができる展望台に着く。
緩やかに尾根道を登り、10:20東屋の建つブナの木平に着き休憩をする。
後から2人連れの登山客が登って来る。(この登山客たちはワカンも持っておらず、終始我々の後を追っかけてきた)
狭くなった尾根道を通り、いったん谷に出て堰堤を越し、粟柄越からの尾根に取り付く。
このあたりから雪がかなり深くなり、夏道をはずれて強引に急斜面をトラバースして尾根上に出る。
ここでワカンやスノーシューを履く。
急な斜面を登り11:30過ぎ送電線鉄塔下に出る。
しばらく登って粟柄越の鞍部に出て右に折れ、赤坂山山頂を目指す。
このあたりは先回来た時と同様にまだ真白である。
主稜線を15分ほど登って12時過ぎ赤坂山山頂に立つ。
山頂からは眼下の琵琶湖やこれから行く寒風方面、北の三国山方面と展望が広がる。
風も全くなく暖かいので、ここで昼食タイムを取る。
いつまでもボーっと寝っ転がっていたいようなのどかな山頂である。
12:35山頂を後に、寒風方面の縦走路を行く。
いくつか小ピークを越えていく。
寒風手前の滋賀県側の谷には結構な雪庇が張り出している。
寒風手前の最後の急斜面を登る。
14:00寒風の山頂に着くも、標識が雪に埋もれていてわからなかったが、やっと掘り出しその前で記念撮影。(
寒風山は主稜線からはずれており、登ることはできなかった)
ここから主尾根を外れてブナ林が茂る気持ちのいい尾根道を駆け下る。
562mピークのところから南に折れ、大谷山への分岐を左にスキー場のゲレンデを目指して降りて行く。
誰もいないスキー場の中を下り、15:30温泉前の駐車場に戻ってくる。
スキー場の温泉が定休日であったので、車で5分ほどの白谷温泉に行き、汗を流して午後6時過ぎ 名古屋に帰ってくる。
今日は天気に恵まれ風も全くない暖かな日差しの中で、大人の雪遊びができた楽しい山行であった。
山遊人