「化外」とは、大和王権の文明の外に居るという意味である。古代、東北地方から北海道にかけての地域には、蝦夷（えみしと呼ばれる人々が住んでいた。
彼等は陸奥、出羽の国に住み、列島に大多数を占める倭人とは異なる異文化を保持していた。日本書紀景行天皇四七年七月の条に、景行天皇が息子の日本武尊（やまとたけるのみこと）に「蝦夷」の性情について語って聞かせている有名なくだりがある。以下添付資料（ここをクリック）を参照してください。